アーンドメディアとは?PESOメディアの違いと重要視される理由をご紹介!

この記事を読んでいるあなたは、

  • ペイド(P)、アーンド(E)、シェアード(S)、オウンド(O)メディアの違いがわからない
  • アーンドメディアのメリット・デメリットを知りたい
  • 効果的な運用方法を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「PESOメディアの違いやアーンドメディアが重要視される理由や注意点」をお伝えしていきます。

アーンドメディアとは?

アーンドメディア

アーンドメディアとは4大メディアの中でもサービスや商品の信用、良い評判に繋がりやすいメディアです。

基本的に自社の裁量でコントロールすることができず、第三者であるパブリシティ(報道、インフルエンサー等)によって拡散、広報されるものを指します。

もちろん自社によるPRではなく第三者によるフラットな評価になるので、その訴求効果は発信元の規模や信頼性との相乗効果で大きくなります。

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シェアードメディア(Shared Media)との違い

シェアードメディアも第三者がSNSで商品やサービスの評判、口コミ等を発信するメディアを指していますが、アーンドメディアとの大きな違いは発信元が「消費者」であるというポイントです。

アーンドメディアはインフルエンサーやマスメディアが主体となりますので、より消費者層まで落とし込まれたリアルな感想や評価が拡散される特徴を持っています。

ペイドメディアやオウンドメディアとの違い

メディアの違い

次にペイドメディアとオウンドメディアとの違いを見ていきましょう。

それぞれの違いを明確に知ることで適切な運用や切り替えができますので、是非参考にして下さい。

ペイドメディア(Paid Media)とは?

商品の宣伝に最も古くから利用されているのがペイドメディアで、媒体としては以下の通りとなります。

  • 新聞・雑誌の広告枠
  • イベントのスポンサー枠
  • テレビやラジオ

上記の通り、コストを支払って広告掲載するメディアを指しており、現在ではInstagramやYouTube等も広告を掲載すればこれに該当する場合もあるでしょう。

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オウンドメディア(Owned Media)とは?

自社が所有してコントロールできるものがオウンドメディアであり、企業HPやブログ、自社で運営しているSNSもこれに該当します。

最も自由度が高い反面、一般層への浸透に時間がかかり、更新等の作業負担も発生するポイントがあります。

したがって、比較的拡散性の高いSNSで導線を作ってオウンドメディアに着地させるのが一般的となっており、HPやブログの単体運用は現在少ない傾向となっています。

トリプルメディアとは?

トリプルメディアとは、本記事で解説しているPESOメディアの前身であり、シェアード以外の3つのメディアで構成されています。

この場合のアーンドメディアはシェアードも含んだより広義なもので、SNSで発信された口コミ、PR等が消費者やマスメディア、インフルエンサー問わず一括りになっていました。

そして近年、正しい分類にはアーンドメディアを更に細分化する必要があると判断された結果、Sの頭文字の由来となったシェアードメディアが誕生したのです。

アーンドメディアのメリット

アーンドメディアメリット

ここからは、アーンドメディアのメリットについて解説していきます。

適切な運用のために、是非参考にして下さい。

消費者間の信頼を獲得しやすい

第三者によってPRされるアーンドメディアは自社発信よりも消費者からの信頼を獲得しやすく、発信元の訴求力によっては大きな効果があります。

特にフォロワーを多く抱えるインフルエンサーや、ニュースサイト等に掲載されると売上や問合せといった直接的な成果に結びつく可能性が大きいです。

SNSの拡散性が高い

10代から30代のほとんどが利用しているSNSは拡散性についても高いスペックを持っており、特にTwitterは現代最速クラスの情報ソースとして検索エンジン代わりに利用されることもあるほどです。

したがって、アーンドメディアとしては大変効率的な媒体となっており、1度PRされれば大変多くのユーザーから認知される可能性が高いです。

爆発的にコンテンツがシェアされる(バズる)ことがある

SNSの拡散性は通常でも高い水準となっていますが、現代の需要にマッチした多くの興味を惹きつける話題性があれば、爆発的にコンテンツがシェアされる(通称:バズる)こともあります。

そうなれば商品やサービス自体がトレンド化することになりますので、当然認知度は比較にならない程に向上するでしょう。

アーンドメディアのデメリット

アーンドメディアデメリット

ここまでは魅力的なメリットについて解説してきましたが、次はアーンドメディアのデメリットについて見ていきましょう。

商品・サービス提供者側はコントロールできない

アーンドメディアの大前提は「第三者によるPRやパブリシティ活動」ですので、必然的に自身でのメディアコントロールはできません。

したがって、思い通りの内容にはならない可能性もありますので、ここが1つのデメリットになり得ます。

悪いイメージも同じく拡散する

拡散性の高さはSNSや報道の特性でもありますが、悪いイメージに関しても波及しやすく、想定以上の影響を与えることもあるでしょう。

アーンドメディアの効果を高めるには良質な内容を拡散してもらう必要がありますので、普段の運営から健全性を意識する必要があります。

認知度が高まるまでに相応の時間がかかる

自発的な発信ではない以上、第三者からメディアで取り上げたいと認知してもらう必要があります。

したがってそれには相応の時間がかかることが多く、話題性やトレンドを意識した商品・サービス作りを心掛けるのが大切です。

アーンドメディアの種類

メディアの種類

アーンドメディアの具体的な種類は以下の通りとなっており、それぞれが高いPR効果を持っています。

  • テレビ番組
  • 新聞記事
  • ニュースサイト
  • Twitter、Instagram等のSNS
  • note等の個人ブログ

一方、口コミサイトもアーンドメディアに含まれると解説している場合もありますが、それは旧態のトリプルメディアに対応するものであり、消費者による発信であることから現在はシェアードメディアに分類されています。

アーンドメディアの効果的な活用方法

アーンドメディア活用

高いPR効果には正しい運用が重要となりますので、ここからはアーンドメディアの効果的な活用方法について見ていきましょう。

商品・サービスとSNSとの連携

商品・サービスを拡散させたくても、SNSへの情報導線を作らなければECサイトやオウンドメディアでの露出に留まり、アーンドメディアへ発展する確率は低くなってしまうでしょう。

したがって、自身でもSNSを運用してTwitterやInstagramでコンテンツとして配信することがポイントであり、インフルエンサーやマスメディアの目に留まるルートになります。

未開拓のブルーオーシャンを狙う

前例の少ない、あるいは全くない未開拓分野をブルーオーシャンと呼び、そういった分野の商品・サービスは注目を集めやすく、アーンドメディアとの相性も大変良いです。

希少性が話題性や購買欲にも繋がりますので、これまでにない試みを意識してみましょう。

ブログ流入者に対するリマーケティング広告の活用

電子書籍や有料コンテンツを準備して、アーンドメディアからオウンドメディアに流入してきたユーザーに対してリマーケティング広告として配信しましょう。

一度興味を持ってくれたユーザーは購買確率が高く、ローコストで販売することが可能です。

一方、あまりに高額では効果は半減しますので、数百円程度の気軽に手が出せる価格帯に抑えるのも重要なポイントとなります。

アーンドメディアの解説まとめ

アーンドメディアまとめ

今回は「PESOメディアの違いやアーンドメディアが重要視される理由、注意点」について解説してきました。

アーンドメディアは第三者によるPR、パブリシティ活動であることから内容がダイレクトに受け止められやすく、消費者からの信用や購買欲に繋がる確率が高くなっています。

一方、悪い評判に関しても同様に拡散性が高く、自身でコントロールできないポイントには注意するようにしましょう。

その他のメディアと連携させることで更に効果は高まりますので、運用の際は本記事を是非ご参考下さい。

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