- ASMRで使えるマイクが欲しい
- ASMRに向いているマイクってどんなもの？
- ASMRにおすすめのマイクが知りたい！
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
特徴的な音声を配信するASMRの録音や配信では、マイク選びが重要となります。
ASMRで使えるマイクの特徴にはどのようなものがあるのか気になりますよね。
そこで今回はASMRを録音・配信できるおすすめのマイク8選と選ぶポイントを解説していきます。
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ASMRって何？という方は、ASMRについて詳しく解説しているので以下の記事を参照してみてください。
ASMRで使えるマイクの種類
ASMRのマイク選びをする上で重要になるのが「マイクの種類」です。
マイクにも、さまざまな形状があり、搭載されている機能などによって分けることができます。
録音スタイルや使用する機材などに応じて、自分に合うマイクを選んでみるようにしましょう。
ASMR配信のやり方については、以下の記事を参照してみてください。
バイノーラルマイク
「バイノーラルマイク」とは、左右に2つのマイクを搭載した形状になっており、左右のマイクで音を別々に録音することで、人間の耳で聞くのと同じような感覚を作ることができるタイプです。
左右で音の感じが異なることで、よりリアルな臨場感が作り出せるため、ASMRで扱う音の種類によって非常に効果的です。
ハンディレコーダー
「ハンディレコーダー」は、マイクとレコーダーが一体になっているタイプのものです。
バイノーラルマイクのような臨場感を出すことはできませんが、これ1つで音声の収録ができるため、手軽にASMRの録音がしたい方におすすめです。
コンデンサーマイク
「コンデンサーマイク」は、高音質での録音が可能なハイスペックな商品が多く、集音可能な周波数の広さや、細かい音への感度などに優れています。
主にミュージシャンなどがレコーディングなどで使うようなマイクとなっているため、ASMR用として使うには使い勝手が少し悪いかもしれません。
ASMRで使うマイクの選び方を解説
次に、ASMRで使うマイクを選ぶポイントについて解説していきます。
どのような点に注目してマイクを選べばいいのかについて明らかにしていきましょう。
高音質で録音できる
ASMRでは「耳かきの音」や「咀嚼音」をはじめ、日常生活でありふれた音にスポットを当てて表現していくジャンルでもあります。
そのため、より高音質で録音できるマイクでないと、微細な音の魅力を伝えるのが難しくなってしまうでしょう。
「高音質」を表す基準の1つに「ハイレゾ」が挙げられますが、これの定義については「高域周波数性能が40kHz以上のマイク」となっています。
マイクを見るときには「周波数性能」という項目をチェックして、ハイレゾに対応しているかを確認して選びましょう。
録音方式は「ステレオ」と「バイノーラル」のどっちが良い？
日常生活の中で流れる音をリアルに再現するためには、立体音響をつくる必要があります。
立体音響には「ステレオ」と「バイノーラル」の2つがあるのですが、基本的には「バイノーラル」がおすすめとなっています。
ステレオは、スピーカーを通じて聞くことを想定した立体音響でもあるため、耳元で音を楽しむようなASMRとは方向性が異なります。
バイノーラルはイヤホンで左右の耳から音を楽しむことを想定した立体音響なので、ASMRならこちらがいいでしょう。
音の種類によって指向性を決めよう
マイクには、どの方向から音を集めるかという「指向性」が決められています。
主に「無指向性」「単一指向性」「双指向性」の3つがあるのですが、ASMRで使うなら「無指向性」または「単一指向性」がおすすめです。
無指向性では、全方向から音を集めることができるので、自然音などの録音に向いています。
咀嚼音など1つの音にフォーカスする場合は、単一指向性のマイクを使うといいでしょう。
雑音を拾うレベル「S/N比」
「S/N比」は、マイクで録音した音にどれぐらいのノイズが入っているかというスペックです。
「S：シグナル」「N：ノイズ」となっているため、S/N比が大きいほどノイズの入らない高性能なマイクだとわかります。
ASMRにおすすめなマイク8選
ここからはASMRにおすすめなマイクを紹介していきます。
さまざまなマイクの種類からおすすめの商品をピックアップしましたので、これからASMRを始めたい方はチェックしてみてください。
TASCAM DR-07X
「TASCAM DR-07X」は、初めての方でも簡単にASMRが始められるハンディレコーダータイプのマイクです。
パソコンにUSBで繋いだ状態でマイクとして使うこともできるため、パソコンに直接音声を録音することにも対応しています。
感度や音圧にも優れており、マイクが左右に分かれているのでバイノーラル録音をすることもできます。
Roland CS-10EM
「Roland CS-10EM」は、バイノーラル録音に対応したイヤホンタイプのマイクです。
無指向性の環境音をバイノーラルで録音するために設計されており、マイクに近づいて音を録音するのには向いていませんが、自然音などを立体音響で録音するスペックに優れています。
audio-technica AT2020
「audio-technica AT2020」は、コンデンサーマイクの定番ともいえる商品です。
バイノーラルでの録音はできませんが、ASMR動画を見ているとマイク1本で録音している方も多いので問題はありません。
コストパフォーマンスと耐久性に優れ、より高音質での録音ができるので、繊細な音を作りたい方におすすめです。
Blue Microphones Yeti
「Blue Microphones Yeti」は、海外での評価が高いコンデンサーマイクです。
有名アーティストが使用していることでもお馴染みで、4種類の指向性から好きなモードに切り替えられるのが特徴です。
指向性を切り替えることで空間や音の種類に合わせたマイクの使い方が可能です。
3Dio Free Space
「3Dio Free Space」は、ASMR動画ではお馴染みの耳の形をしたバイノーラルマイクです。
耳の形を模した形状のマイクで録音するので、収録した音を聞くとリアルな音の広がりや移動感を体感することができます。
見た目にも面白く、インテリアとしてもおしゃれな商品となっています。
ZOOM H4n Pro
「ZOOM H4n Pro」は、ハンディレコーダータイプのマイクで、付けマイクを接続することでバイノーラル録音も可能になっています。
シンプルで使いやすい操作性に加えて、ライブコンサートの録音にも使えるようなスペックが魅力です。
ワンランク上の録音を手軽に行える商品なので、ASMRを本格的にやりたい方にもおすすめとなっています。
TASCAM DR-05X
「TASCAM DR-05X」は、先ほど紹介した「TASCAM DR-07X」の下位機種となっています。
手頃な値段で扱いやすく、手軽にASMRの録音を始めることができます。
リーズナブルなのに音もよく拾えて、外付けマイクを使ったバイノーラル録音にも対応しています。
RODE NT1A
「RODE NT1A」は、ミュージシャンのレコーディングなどでよく使われる録音マイクです。
ノイズの排除機能に優れており、ASMR動画でもよく使われている商品となっています。
お値段は少し高いですが、それでも価格に見合ったスペックを持っているので、音質にこだわりのある方にはおすすめです。
ASMRを配信するときに必要な機材
ASMRを録音して、配信するためにはマイク以外にも、さまざまな機材を用意しなければなりません。
マイクは音を集音するための機材であり、録音機能も一体となったハンディレコーダーでない限りは、マイクと一緒に録音用の機材も用意しなければなりません。
パソコンやスマホなどにマイクを接続して録音する必要がありますし、より高音質のASMRを録音する場合には、マイクを接続するためのオーディオインターフェースが必要です。
「スマホ」と「ハンディレコーダー」で気軽に始められるジャンルでもありますが、より本格的に行う上ではパソコンや編集ソフト、音響機材などを用意しなければなりません。
ASMR配信のやり方については、以下の記事を参照してみてください。
ASMRを録音・配信できるおすすめマイク8選まとめ
ASMRを録音・配信できるおすすめのマイクを紹介していきました。
音にフォーカスしたジャンルでもあるだけに、マイク選びには特にこだわりを持っておきたいところですよね。
マイクの種類や選ぶポイントを把握して、今回ご紹介したおすすめ商品を参考にしながら、ASMRで使うマイクを購入してみてください。
また、ASMR配信にチャレンジするに当たって、おすすめのライブ配信アプリをランキングでまとめているので、こちらも参照してみてください。
