TikTokのライブ配信機能とは?特徴や配信条件、活用事例、今後の展望を解説!

この記事を読んでいるあなたは

  • TikTokのライブ配信機能について知りたい
  • TikTokのライブ配信機能の特徴や実際の活用事例を知りたい
  • TikTokのライブ配信機能がどのような可能性を持っているか知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「TikTokのライブ配信機能の特徴や活用事例、今後の可能性」をお伝えしていきます。

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TikTokのライブ配信機能とは?

ライブ配信

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/

2020年7月31日、中国のテクノロジー企業であるByteDance社が提供する「TikTok」にライブ配信機能「TikTok LIVE」が追加されました。

これまでの日本版TikTokは15秒〜60秒のショートムービー投稿に特化しており、投稿のコメント欄とダイレクトメッセージでしかユーザーとコミュニケーションを取ることができませんでした

しかし、ライブ配信できる機能が実装されたことで、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能になりました。

サービス開始当初は国内の人気クリエイター2,000人限定でライブの配信権限が与えられていましたが、2021年7月時点では、TikTokのプライバシーポリシーに定められた条件を満たした一般配信者にも配信権限が付与されるようになっています。

中国版TikTok「抖音」や他国のTikTok上ではライブ配信機能がすでに盛んに利用されているため、今後日本国内でもライブ配信機能の普及が加速していくと思われます。

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TikTok LIVEの特徴

撮影準備

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/

ライブ配信ができるプラットフォームは多々ありますが、TikTok LIVEには下記のような特徴があります。

TikTokのエフェクトを利用できる

TikTok LIVEでは、ライブ配信の際にTikTokの動画投稿でおなじみのエフェクト機能を使用することが可能です。

小顔化や目の拡大といった顔の形・パーツを変化させるエフェクトをはじめ、多彩なスタンプやフィルター、動画の速度調整など、配信中にさまざまなエフェクトをかけることができます

これほど充実したエフェクトは他のプラットフォームでは見られないため、配信のジャンルや内容に適したエフェクトを巧みに使ってTikTok LIVEならではの配信を演出し、視聴者からの支持率アップにつなげてみましょう。

投げ銭機能を利用できる

TikTok LIVEには、投げ銭機能である「TikTok LIVE Gifting」が2021年3月から実装されています。

投げ銭機能を利用すれば、ライブ配信中に「ギフト」と呼ばれるバーチャルアイテムを使用して配信者を応援することが可能です。

贈られたギフトはPayPal経由で金銭と交換できるため、配信者が収益化のチャンスを得られるようになりました

「TikTok LIVE Gifting」は、現在20歳以上のユーザー限定で利用できるサービスとなっており、20歳以上のユーザーであればギフトを購入することができます。

しかし、配信者が20歳未満の場合は視聴者からのギフトを受け取ることができません。

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他の配信者とのコラボ機能を使える

TikTok LIVEには、コラボ機能があります。

この機能を使えば、同じ時間に配信している他の配信者と一緒にライブ配信を行うことが可能です。

コラボ配信を行うことで、自分のフォロワー以外からも配信を視聴される可能性が上がるため、双方の配信者にとって新たなフォロワーの獲得に繋がるという利点があります

視聴者の立場としても、これまで知らずにいた配信者に出会えることから、配信者と視聴者双方にメリットがある機能といえるでしょう。

企業アカウントの場合は、商品説明を企業の担当者が行いながらコラボ相手に自社の商品を実際に使用してもらうといった形で、TikTok LIVEをマーケティングに活用することも可能です。

海外への配信も可能

日本国内だけではなく、TikTokが利用されている約150の国や地域に向けて配信することもできるのが、TikTok LIVEの強みです。

国外へマーケットを広げたい企業の配信者にとっては、商品やサービスをライブ配信で紹介することで、言語の壁を越えた海外へのアプローチ手段として活用できるでしょう。

また、国外に在住している配信者のTikTok LIVEを視聴することもできるため、海外の最新トレンドを入手するツールとして利用することも可能です。

TikTokライブの配信方法/視聴方法

ライブ配信中

出典:https://www.pecels.com/ja-jp/

ここからは、TikTok LIVEの配信方法と視聴の方法をそれぞれ詳しく紹介していきます。

配信条件

TikTok LIVEで配信を行うためには、運営から配信権限を与えられなければなりません。

権限を付与される条件として、TikTokのプライバシーポリシーに記載されているのは以下の2点です。

  • 16歳以上であること
  • TikTokの定めた基準を満たすユーザーであること

現在「TikTokの定めた基準」は非公開となっていますが、フォロワー数やコンテンツの質などが審査基準になっていると思われます

配信権限が付与されれば、ライブ配信をスタートするのは簡単です。

ホーム画面の「+」をタップし、カメラ画面下部のメニューをスワイプして「LIVE」に合わせます。

画面下部の「LIVEを開始」のタップで、ライブ配信を始められます。

視聴方法

TikTok LIVEは、TikTokのアカウントを所持していれば視聴が可能です。

TikTokのホーム画面下部の「メッセージ」をタップして開くと、画面の上部に「トップLIVE」が表示されます。

「見る」をタップすることで、その時点で配信されているライブを視聴できます。

自身のフォロー外の配信者のライブも視聴することができ、配信画面をスクロールして視聴するライブを切り替えることも可能です。

TikTokライブの活用事例

配信機材

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/

TikTok LIVEの実際の活用事例として、以下の4つがあげられます。

どのように活用したのか、一つ一つ詳しく紹介していきます。

Billboard Japan

Billboard Japanは2020年6月28日に、TikTok Liveを利用したライブ配信「Billboard Japan|TikTok Special Live Streaming #MusicCrossAid」を実施しました。

この配信はBillboard JapanとTikTokの初めてのコラボレーション企画となり、TikTok LIVEの正式実装に先立って開催されました。

コロナ禍の影響でライブや音楽の視聴事情が変化してきたことを受け、ビルボードライブ東京、ビルボードライブ横浜の2会場から、TikTokのBillboard Japanアカウントにて生配信が行われました。

また、当日はライブだけではなく、DJパフォーマンスや国内外の話題の曲を集めた特別映像も配信されたとのことです。

4時間半にわたった配信は、28万人以上が視聴しました。

JO1

グローバル男性アイドルグループ「JO1」は2020年8月26日、セカンドシングル『STARGAZER』のリリース記念としてライブ配信「JO1 TikTokチャレンジ」を行いました。

このイベントは、新譜の販売促進を目的として開催されたライブイベントで、日本や東南アジア各国をはじめとした世界中のファンが視聴したことで、広く話題となりました

JO1はTikTokにショートムービーの投稿も行っており、10万人を超えるフォロワーを獲得しています。

普段からプロモーションに活用しているTikTokでのライブ配信であったため、多くのファンやフォロワーから好評を博しました。

よしもと

2021年3月27日、東京・神保町よしもと漫才劇場の芸人が出演するTikTok芸人大集合!〜神保町よしもと漫才劇場で皆の心にCritical Hit!やったー!〜と題した無料生配信ライブが、TikTok LIVEより配信されました。

神保町よしもと漫才劇場のTikTokアカウントで開催される無料生配信ライブの第2弾となっており、コロナ禍で劇場へ足を運べないファンのため、家にいながら若手芸人たちの最新のお笑いを楽しむ機会として提供されたものです。

TikTokフォロワー数が合計約160万人、ムービーの総再生回数10億5千万回以上を誇る神保町よしもと漫才劇場所属のお笑い芸人19組が出演したライブで、誰でも気軽に楽しめるショートネタの披露や、動画についたいいね数を競う「神保町いいね杯」、誰が“クリティカルヒット”を最も面白くアレンジできるかを競う「クリティカルヒット選手権」など、盛りだくさんの企画を視聴でき、大いに盛り上がりました。

水溜りボンド

人気Youtuber「水溜りボンド」が、2020年8月17日から8月30日の2週間開催されたTikTokとのコラボ企画「TikTokグルメ」の中で、TikTok LIVEを使った特別ライブ「TikTok LIVE with 水溜りボンド」を行いました

当日は水溜りボンドの2人が巨大餃子を作る様子が配信され、視聴した多くのファンから反響を呼んだとのことです。

Youtubeだけではなく、TikTokにも定期的にショートムービーをアップしていた水溜りボンドによる初のライブ配信ということで多くの注目を集めました。

TikTok LIVEの今後

配信用マイク

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/

実装から1年以上が過ぎ、現在も順次配信者数を拡大しているTikTok LIVEですが、今後についてはどのような展開が考えられるのでしょうか。

中国版TikTok「抖音」の状況から、TikTok LIVEの今後を予想していきます。

配信者の増加

先述したとおり、現在日本版のTikTok LIVEは全てのユーザーに配信機能が解放されているわけではありません

しかし、配信権限付与の対象となるユーザーは現在も増えており、サービスが軌道に乗れば、いずれ全てのユーザーにライブ配信機能が付与される可能性もあります。

全ユーザーに配信機能が付与されている「抖音」では既に7割以上のアカウントがライブ配信を行っているため、日本国内においても今後多数のユーザーがTikTok LIVEを利用した配信を始めることが予想されます。

配信者が増えればそれにつれて視聴者も増加し、企業のプロモーションやマーケティングの一環として利用されていくことも考えられるでしょう。

企業マーケティングにおける活用の拡大

TikTokのユーザー層は10代~20代の学生が中心となっており、こういったユーザー層をターゲットとする企業にとっては大きなビジネスチャンスを秘めた存在であると言えるでしょう。

今後全てのユーザーにTikTok LIVEが解放されれば、効果的な商品やサービスの紹介、あるいはプロモーションが可能になります。

TikTok自体のユーザー数が多く、フォロワーを獲得しやすいことからライブ配信にも集客しやすく、視聴者を巻き込んだ販促活動が期待できるため、企業としても無視できないプラットフォームになっていくと思われます。

5G環境の整備が進む昨今、スマートフォンでの動画視聴が一般的なものとなっています。

中国ではByteDance社が巨額を投じ、TikTokで生計を立てるTikTokerがしっかり収益を上げられる体制を構築し始めたように、クリエイターが企業からの案件を受けて配信を行うという流れが普及しつつあります。

日本に先行してTikTokへのライブ配信機能が実装されたアメリカでは、コスメ・ビューティー業界を中心にTikTok LIVEが活用されており、ユーザーとのセッションや新商品の販促、チュートリアル動画などを配信しているとのことです。

日本でも企業アカウントによるショートムービーの活用が進んでおり、ライブ配信機能が全ユーザーへ開放されればさらに企業の参入が進むことが予想されます。

ECとの連携の可能性

TikTokにおけるEC機能とは、投稿されたショートムービーから直接ECサイトへ移動し、商品を購入できる機能を指します。

「抖音」においては、動画やライブ配信上で紹介された商品をそのまま購入できる機能としてすでに実装されており、アパレルやコスメを中心にさまざまなアイテムがレコメンドされ、企業の売り上げ増加に大きく貢献しているとのことです。

すでにInstagramで導入されている「Shop Now」と同様の機能で、中国ではAlibaba社をはじめとした多数のユーザーがこの機能を利用して、日商3,000万ドル(約32億円)を売り上げたこともあるそうです。

中国での実績もあることから、日本国内においても一部ユーザーに向けたEC機能のテストが行われたこともありました。

現時点では全てのユーザーにライブ配信機能が解放されておらず、「抖音」のようなEC機能も未実装ではありますが、いずれ土壌が整えば、ライブ配信中からECサイトへ視聴者を流入させるような展開も可能になると思われます。

TikTokのライブ配信機能の特徴や活用事例、今後の可能性まとめ

TikTokアプリ

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/

この記事では「TikTokのライブ配信機能の特徴や活用事例、今後の可能性」について紹介しました。

現在のところ配信者が一部ユーザーに限定されているTikTok LIVEですが、今後全ユーザーに向けて機能が解放される可能性があることから、エンターテイメントとしてはもちろん、企業におけるマーケティングやECと連動した商品購買といった活用が期待されています。

投げ銭機能も実装されたことから、TikTokのショートムービー投稿によってフォロワーやファンを獲得し、ライブ配信へ送客して収益化を目指すことも可能となっています。

また、国内のみならず日本国外のライブを視聴することができるため、世界のトレンドをチェックした上で、自分なりのライブ配信を目指してみるのも良いかと思います。

TikTok LIVEを通したライブ配信でフォロワーとの距離を縮めつつ、TikTokならではの機能を上手く活用してファンを増やす戦略を考えてみてはいかがでしょうか。

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