Spark ARとは?作り方や使い方、活用方法をご紹介

  • Spark ARって何?
  • Spark ARの作り方が知りたい!
  • Spark ARの活用事例が知りたい!

今回の記事では、上記のような疑問をお持ちの方に向けて参考となる情報を解説していきます。

2017年からFacebookが手強しているARソフトの「Spark AR」は、InstagramやFacebookといったSNSを中心に親しまれており、最近では企業のマーケティング活動でも取り入れられるようになっています。

そんなSpark ARについて皆さんはどれぐらいご存知でしょうか。

今回はSpark ARとはなんなのか、作り方や使い方、具体的な活用事例などを詳しく解説していきます。

Spark ARとは?

Spark AR とは

Spark ARは、Facebook社が2017年から提供しているARエフェクトのことです。

無料で誰でもAR(拡張現実)のエフェクトを作成することができ、Facebook上やInstagram上で公開することができます。

2017年にリリースされてから着実にユーザー数を伸ばしており、2019年には世界で10億人以上の人がSpark ARを体験するなど高い人気を誇っています。

そんな中で一般ユーザーのみならず、企業のSNSマーケティングの一環としてSpark ARを取り入れるケースも増えています。

遊び心のある投稿を通じて商品やサービスのプロモーションやブランディングを効果的に行う企業も目立っているので、マーケティング手法の1つとして注目すべきサービスと言えるでしょう。

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Spark ARの種類

Spark AR とは

Spark ARは主に以下の4つの種類があると言われています。

  • 画面にエフェクト効果を施す
  • 音声にエフェクト効果を施す
  • 空間にキャラクターを登場させる
  • ゲーム性のあるエフェクト

では、それぞれどのようなものなのか詳しく見ていきましょう。

画面にエフェクト効果を施す

自撮りで撮影した写真に花などのエフェクトを加えるようなARのことを指します。

写真や動画の画面上にエフェクト効果を与えることで、コンテンツの雰囲気をより強調することができるでしょう。

Spark ARの中でも最も投稿が多いタイプでもあります。

音声にエフェクト効果を施す

撮影した動画の音声にエフェクトを施すSpark ARもあります。

ボイスチェンジャーのような機能で、声を変えることで動画の演出をすることができます。

短い動画投稿などでインパクトを狙いたい時に使いたいエフェクトですね。

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空間にキャラクターを登場させる

空間にキャラクターを登場させるSpark ARは、若い人や子供を持つ親に大人気のエフェクトでもあります。

画面上で人を認識して、その周辺にキャラクターを出現させた上で音楽を流すという仕組みになっています。

ゲーム性のあるエフェクト

ただエフェクトを出現させるだけでなく、エフェクト上でルーレットが回り始めるといったゲーム性のある演出も存在します。

「結婚している/していない」「人気者になっている/なっていない」など、ルーレットで決めるといった運試し的な内容になっているので、効果的に使って友人間などで盛り上がってみるのもおすすめです。

Spark ARを使うメリットは?

Spark AR とは

Spark ARを活用するメリットとしては主に以下の3点が挙げられます。

  • 拡散性が高い
  • 興味関心・購入意欲を高められる
  • ユーザーとの親密度が挙げられる

特に企業マーケティングにおいてどのようなメリットが注目されているのか詳しく見ていきましょう。

拡散性が高い

Spark ARは普段FacebookやInstagramで投稿されている内容とはまた異なるテイストのコンテンツを届けることができます。

いつもとは目線を変えた投稿をすれば注目が集まりやすいですし、より拡散されて多くの人に見てもらえる可能性が高まります。

企業マーケティングにおいては、フォーマットを用意した上でユーザーに真似をさせることで、拡散していくという手法を用いて、ブランド名の認知向上や商品・サービスの購買へとつなげることができます。

興味関心・購入意欲を高められる

目に止まりやすいようなSpark ARを作成した上で、その中に商品やサービスを加えることでユーザーの興味関心を引いて、購買意欲を高めることができます。

ただの広告であればユーザーにネガティブな感情を呼び起こしてしまいがちですが、遊び心のある愉快なSpark ARであれば受け入れやすいですし、そこに面白さを感じたユーザーは自然と興味を掻き立てられてしまうでしょう。

ARコンテンツを体験すると興味関心・購買意欲が向上するというデータも存在するほどなので、企業マーケティングにおいても非常に効果的と言えるでしょう。

ユーザーとの親密度が挙げられる

企業とユーザーとの親密度を向上する上でもSpark ARは効果的に使うことができます。

Spark ARを使うことで投稿がシェアされやすくなりますし、ユーザーからのレスポンスも積極的になるので、結果的にユーザーとより親密な関係を築き上げることができるでしょう。

Spark ARの作り方

Spark AR とは

ここでは、Spark ARの作り方について解説していきます。

大まかな流れとしては以下の3ステップとなります。

  1. 使用する素材を作成する
  2. Spark AR Studioから素材の出現場所を設定する
  3. 作成したSpark ARの公開申請をする

では、それぞれのステップでどのような操作をするのか具体的に見ていきましょう。

使用する素材を作成する

まずは、Spark ARで使用する素材を作成しなければなりません。

PhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトを活用するのが一般的ですが、簡易的なソフトでも対応することはできます。

背景を透過している画像素材を用意してください。

Spark AR Studioから素材の出現場所を設定する

作成した素材をSpark AR Studio上にアップロードします。

画面上にARを出現させる位置などを細かく設定していきます。少しでも設定が異なるとARの印象も変わってくるので時間をかけて正確に行っていきましょう。

作成したSpark ARの公開申請をする

Spark ARが完成したら公開申請を行います。

申請を行う際は以下の項目を設定しておきましょう。

  • Spark ARタイトル
  • デモ画面
  • アイコン
  • サムネイル
  • 紹介文(英語で入力)
  • エフェクトの公開日・公開終了日

申請を行うと約10営業日ほどで承認されます。

後は、FacebookやInstagram上でSpark ARを公開するだけです。

Spark ARの活用事例をご紹介

Spark AR とは

Spark ARを使った企業マーケティングの事例を紹介していきます。

今回ご紹介するのは以下の4つです。

  • パリ・サンジェルマン
  • スターバックス
  • オレオ
  • KOSE

どのような施策を行い、どれほどの効果が得られたのかといった視点でチェックしてみてください。

パリ・サンジェルマン

フランスサッカーの名門「パリ・サンジェルマン」では、9回目のリーグ優勝を記念した際のプロモーションとして、Spark ARを活用したエフェクトを作成しました。

チームのエンブレムやユニフォームのエンブレムをARマーカーにして、スマホカメラを合わせると優勝を祝う動画が流れ出すという仕組みです。

サポーターなら絶対に喜ぶコンテンツでもありますし、利用にはエンブレムが必要になったためユニフォームの購買にも繋がりました。

スターバックス

スターバックスでは、カメラで顔を認識すると「あなたはどのスターバックスドリンク?」という表示の後に、さまざまなドリンクがランダムに表示されるというSpark ARを作成しました。

商品との接触を通じて興味関心や購買意欲を高める目的があり「今日は何を飲もうかな?」と思っているユーザーの背中を押すような仕組みにもなっていました。

オレオ

オレオでは、商品パッケージの一部をARマーカーとして設定し、スマホカメラを合わせるとキャラクターが出現してダンスを踊るというSpark ARを作成しました。

ダンスを見るには商品を購入する必要があったため、購買の促進にもつながりましたし、商品を購入したユーザーの満足度向上にも貢献しました。

KOSE

化粧品メーカーのKOSEでは、人気ブランド・ヴィゼの「プリズムヴィーナス」をARでお試しできるSpark ARを作成しました。

カメラを顔にかざすだけでメイクが施されるような仕組みになっているので、店頭に行かなくても商品が試せる上に、自分に合った色を見つけることもできるため、購買の促進にも繋がりました。

Spark ARとは?作り方や使い方、活用方法をご紹介:まとめ

一般ユーザーから企業マーケティングまで幅広く活用されているSpark ARについて紹介していきました。

簡単に作成できるARエフェクトを使えば、いつもとは違ったコンテンツをSNS上に投稿することができますし、企業マーケティングにおいても興味関心の向上や購買の促進に繋げることができます。

アイデア次第で多様な使い方ができるサービスでもあるので、Spark ARを実際に使いながら魅力的な使い道を考えてみてはいかがでしょうか?

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